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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

秋葉原の光と影とメモリ価格の話

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Nikon Zf | OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 38mm f/1.8 | 1/80 F2.0 ISO100
目次

さすがにおかしいメモリの価格高騰はAIのせい?

先日、秋葉原をぶらぶら歩いてきました。今の秋葉原は萌え文化の街ですけど、私のアキバはちょっと道を1本逸れたPCパーツの街。冬の光がビルのガラスに反射して、街全体が少し冷たくて、でもどこか懐かしい。流行ってなさそうなのに昔からずっと営業しているジャンク屋は、いまも健在。

そんな空気の中で撮った写真をいくつか載せつつ、今日は少し“PCの話”を。

Nikon Zf | OLYMPUS E.Zuiko Auto-T 100mm f/3.5 | 1/125 F4 ISO100

歩きながら、なんとなく昔から寄っているPCパーツショップを覗いてみると── メモリの値札を見て、思わず二度見しました。聞いてはいたけれども、ここまで上がってるのかと。

Nikon Zf | OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 38mm f/1.8 | 1/100 F2.8 ISO100

ちょうど1年前、新しく自作PCを組んだ時に購入したDDR5の16GB×2枚の価格が約1万円ちょっとだった・・・のですが、現在まず在庫がない。あっても、ざっくり5万円です。5倍の高騰ですよ? 今の価格はどう見ても普通じゃない。これメモリだけでなく、SSD、HDDといったストレージ系もあきらかに高いです。

Nikon Zf | OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 38mm f/1.8 | 1/100 F2.8 ISO100

調べてみると、どうやらメモリやSSD、HDDの高騰はAIデータセンターの需要爆発が主な原因らしいのです。現在、世界中の巨大企業が開発しているAIを支えているのがデータセンターと呼ばれるサーバーやネットワーク機器を保管・運用する施設ですが、ここでは桁違いのメモリ・ストレージを消費するため、

  • AI向けの高帯域メモリ(HBM)が大量に必要
  • 半導体メーカーはデータセンター向けに生産ラインを集中
  • 一般向けDRAMやSSDは規模が小さいので後回し
  • その結果、一般コンシューマー向け製品が品薄になり価格が跳ね上がる

という構図です。

Nikon Zf | OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 38mm f/1.8 | 1/40 F5.6 ISO160

しかし、ここでふと疑問が湧きます。そのAIって、私たちの生活に本当に必要なんだっけ?

検索AIは確かに便利です。 でも、メモリを食い尽くしているのは主に画像生成や動画生成ですよね? 正直なところ、これって世の中の「フェイク画像」「偽動画」「ディープフェイク」こういう“副作用”のほうが目立っていて、一般ユーザーがその恩恵を受けている実感はあまりありません。なのに、そのために私たちの使うPCパーツが高騰しているというのは、どう考えても釈然としない。

Nikon Zf | OLYMPUS F.ZUIKO AUTO-S 38mm f/1.8 | 1/40 F2.8 ISO125

AIそのものを否定したいわけではありません。便利な場面もあるし、創作の幅が広がるのも分かります。ただ、誰でも無制限に使える画像生成AIのために、一般ユーザーがコストを払わされる構造は、やっぱりおかしいのではないでしょうか。技術が進むのは良いことだけれど、その裏側で誰が負担しているのか、もう少し丁寧に考えてほしいと思うのです。

秋葉原の街は今日も相変わらず賑やかで、歩いているだけで楽しい場所です。しかし、PCパーツの世界は巨大企業が競っている要りもしないAI開発の影響を強く受けていて、私たち“普通のユーザー”の生活にも、静かに、でも確実に影を落とします。

そんなことを考えながら、 今日の秋葉原の写真を眺めています。

Nikon Zf | OLYMPUS E.Zuiko Auto-T 100mm f/3.5 | 1/100 F4 ISO125
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