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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

毛越寺(もうつうじ) ◇撮影レポート◇

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Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/100 F11 ISO360
目次

仏の世界を現生に表現した浄土庭園は必見

平泉といえば世界遺産の中尊寺があまりにも有名ですが、同じく世界遺産に登録されているのが中尊寺からほど近い位置にある毛越寺(もうつうじ)です。「毛越寺」と書いてこれを「もうつうじ」と読める方は少ないと思われますが、もともとは「もうおつじ」が「もうつじ」に、更に「もうつうじ」に変化したものと言われています。

毛越寺は850年(嘉祥3年)に円仁(慈覚大師)によって開かれたと伝えられる天台宗の寺院で、平安時代そのままの姿を残す浄土庭園は国の特別史跡と特別名勝にダブル指定されています。

Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/60 F8 ISO200

広大な境内にはかつて金堂円隆寺をはじめさまざまなお寺・お堂が建ち並び、その前庭に大泉が池を中心とする浄土庭園が配されていたわけですが、その多くは火災や兵火により焼失してしまい、現在残っているのは1989年(平成元年)に再建された本堂と、開山堂・常行堂のみとなります。

Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/60 F11 ISO2000
Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/125 F11 ISO7200
Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/50 F11 ISO720

金堂円隆寺(こんどうえんりゅうじ)はかつての本堂で、歴史書『吾妻鏡』によると「金銀を散りばめられ、銘木で作られ、玉眼入りの薬師如来像などを安置する豪華絢爛なお堂」だったとのことですが、火災で焼失し現在は巨大な礎石が残るのみです。 

Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/50 F11 ISO640

円隆寺前にあったといわれる鐘楼跡。これらの史跡を見た後で本堂への参道脇にあった毛越寺伽藍復元図を見直すと、当時の庭園の規模感がよく想像できます。

Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/160 F8 ISO100
Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/125 F11 ISO1250

中心にある大泉が池。塔山を背景に仏堂の前に造築された浄土庭園で、かつては南大門から中島、さらに円隆寺へと続くふたつの橋が掛けられていましたが、現在橋はありません。池から突き出るように立つのが「池中立石」と呼ばれる石で、荒磯の風情を表現しているとのこと。

Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/25 F11 ISO125

浄土庭園とは、仏教の浄土思想に基づき、極楽浄土の世界を地上に再現しようと平安時代から鎌倉時代にかけて作られた日本庭園の様式で、日本の伝統庭園の原型の一つとされています。 毛越寺の浄土庭園は現存する代表的な浄土庭園のひとつですので、一度は見ておきたいところ。

Nikon Zf | NIKKOR Z 24-120mm f/4S | 1/25 F11 ISO280

かつて『吾妻鏡』が「霊場荘厳吾朝無双(寺院の立派であること国内に並ぶもの無し)」と記したほどの素晴らしい寺院の姿はすでにありませんが、可能な限り当時を再現・修復しているということで歴史的価値も高い毛越寺、是非一度ご覧になってみては。

アクセス

すぐ隣に大きな駐車場(有料)を完備しているので、車でのアクセスが容易です。

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