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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

Nikon Zf 購入1年後 忖度なし再レビュー

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目次

後悔なし。購入後1年が経つ Zf の正直レビュー

Nikon Zf購入後1年ちょっと経過しました。Zfといえばなんといってもこのヘリテージデザインが最大の特徴で、購入時はデザインにやられた要素が大きいと感じていましたが、1年間使ってみて実際のところこのカメラは「買い」なのか、一切の忖度なしで再レビューをしてみようと思います。ちなみに購入直後のレビューはこちら。

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結論から言えば、趣味のカメラとしてなら現行機最強というのが私の正直な感想です。もしあなたが以下の4つの質問中2つ以上該当するなら、購入しても決して後悔はしないと思います。

  • オールドレンズを本来の画角で使える母艦カメラがほしい
  • Zfのヘリテージデザインが気になってしかたがない
  • フィルム時代のNikonが好き
  • 絶対的な性能よりも感情や思い入れが優先

ちなみに私はすべて当てはまりますが、いかがでしょうか。それではどのへんが最強なのか、お話していきましょう。

ファームウェアVer.2.00で追加された良機能2選

まず始めに、2025年4月8日(火)ローンチされた、Zfで初の大型アップデートとなるファームウェアVer.2.00についてお話しておきましょう。2023年10月の発売以来初の機能強化ということで、Z9やZ6IIIに搭載されているさまざまな機能が追加されています。内容が多すぎるのでここではすべてをお話しませんが、中でも個人的に刺さった2つの機能をピックアップしました。

被写体検出に「鳥」モードが追加

被写体検出メニューに「鳥」が追加され、被写体認識機能が拡充されました。これで被写体検出は人物、犬、猫、鳥、車、バイク、自転車、列車、飛行機の9種類となり、自動的に検知・捕捉・追尾します。私の撮影範囲ではペットの猫の撮影において、かなり正確に目にピントが追従するのが超便利です。

ちなみに人とペットが同時にフレームに入った場合どちらにAFが追従するのかが疑問でしたが、いろいろやってみると人物を優先的に捕らえるようです。例えば今後、こうした場合にどちらを優先させるかを選べるようになれれば面白そうですね。

オールドレンズ使用時の補助機能拡充

まずは待望の、MF撮影時にシャッター半押しで拡大表示を解除する機能が実現しました。これ他メーカーでは普通にできていた機能ですが、Nikonはなぜかこれまで採用しておりませんでした。細かいことですがピント合わせ後に構図をささっと再確認できますので、これがあるとないでは撮影時のテンポがまるで変わってきます。

また個人的に嬉しいのが、あらかじめレンズ情報を手動設定しておけば、EXIF情報でレンズ銘が反映できるようになったこと。しかも撮影時に実絞り値とカメラボディで設定する絞り値を一致させておけば、絞り値もEXIFに反映します。例えば写真のように、レンズがライカのズミクロン50mmで、絞りF2・シャッタースピード1/100で撮影したという情報がこのようにEXIFに記録されます。

ただし、レンズ銘の登録をしておくという事前仕込みが必要ですし、撮影時に正確にそれを呼び出しておかなければいけない、レンズ側で設定する実絞り値になるようにカメラ側でもう一度絞り値を設定しなければならないなどいくつかの手順を踏む必要がありますので、ちゃんと反映させるにはそれなりの手間がかかることは覚悟しましょう。

純粋にカメラとして評価すべき高ポイント2選

オールドレンズ遊びには現行機最強

フランジバックが短いZマウントはマウントアダプターで他社製レンズを使用する際最も多くのレンズを扱える規格といえますが、数あるZマウント機の中でもやはりZfはカメラ本体のデザインがオールドレンズと最もよく似合っていると思います。

フィルムカメラライクな外観に、フルサイズセンサーを搭載するカメラは今もZfだけ。前述のようにEXIFデータまで残せるようになって、オールドレンズ遊びをしたいならもうZf一択でしょう。

ダイヤルによるアナログ操作は直感的で理にかなっている

静止画オンリーユーザーの私は、基本的にカメラの使い方がもう確立されていて、絞り・シャッタースピード・ISOの3つさえコントロールできればあまり困らないのですが、逆に言えばこの3つはいつでも弄れるようにしておきたいのですけれども、そんな私にとってはダイヤルでいつでもこれを操作できるZfのインターフェースは理想形に近いものがあります。

以前はISOのCポジションの意味が把握できず扱い辛いと思ったこともありましたが、現在はファームアップで普通にオートポジション的に扱えるようになったので一層手になじむようになりました。

今後も改善の余地がなさそうな残念ポイント2選

購入直後のレビュー記事にも書いたように残念ポイントはありましたけれども、そのほとんどは慣れてしまいました。そうはいってもここだけはなんとかならなかったのかと思う点をふたつばかり挙げておきましょう。

ユーザーセッティングの登録機能がない

いろいろな撮影セッティングを登録しておいて、シーンによって瞬時に登録しておいたセッティングを呼び出す機能です。写真はZ6ですが、矢印の部分、撮影モードダイヤルのU1・U2・U3がそれです。Nikonでは広く採用されている機能ですが、なぜかZfは省略されてしまいました。これだとシーンが変わる度にいちいちセッティングを変えないといけないのが結構ストレスだし、設定を変えている間にシャッターチャンスを逃してしまいがちです。

私案ですが、現行のAutoモードをユーザーセッティングに置き換えることができれば可能となるのではと秘かに考えています。これだとソフトウェアのアップデートでいけるのではないかと思いますがNikonさん、いかがでしょうか。

フォーカスレバー(サブセレクター)がない

写真は手前がZ6、奥がZfとなりますが、矢印の物理レバーがZfにはありません。これはフォーカスレバー(Nikonではサブセレクターと名付けている)といって、AFポイントを移動させるレバーです。Zfではマルチセレクター(OKボタンの外周円形部分)かモニター上のタッチ操作でAFポイントの移動ができますが、やはり専用の物理レバーの反応性には敵いません。フルサイズのZシリーズ他機種ではもれなく装備しているこのフォーカスレバーがZfで省略されてしまったのはたいへん残念な点です。

結論、趣味のカメラとして現行機最強か

すべてのカメラでいいところ悪いところはありますが、公正に見てZfはこのデザインでこの性能でこの価格というパッケージで考えると、お買い得感すらある素晴らしいカメラと言っていいでしょう。

このデザインゆえグリップが小さく握り辛い、前述したユーザーセッティング登録機能がないなどプロが現場でタフに使用するカメラでないことも事実ですが、とはいえ私はプロでもないですし、それだったらお気に入りのデザインのカメラを持っていたい。趣味で数台のデジタルカメラを所有していますが、もしどれか一台と言われたら迷わずZfを選ぶでしょう。もし今Zfを購入しようかどうか迷っている方がいらっしゃいましたら、冒頭の4つの質問をもう一度チェックしてみてください。

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