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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

Nikon SPEEDLIGHT SB-17 ◆レビュー◆

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Nikon F3はファインダーが交換式のため、報道向けに生産されたモデルF3Pを除き汎用のホットシューを持たない。このためフラッシュ撮影をしたい場合はボディ右側(構えて左側)のフィルム巻きダイヤル部に重なるように設置されている特殊形状のシューに装着できる専用のスピードライトを使うか、または汎用スピードライトを装着できるアダプターを入手する必要がある。今回は専用のスピードライトであるSB-17をオークションで落札してみた。

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たまに無性にフィルムカメラを使いたくなることはあっても、F3も含め銀塩は私にとってあくまでサブというか課外活動のような位置付けであるから、実際にF3でフラッシュ撮影までする機会があるかどうかはきわめて微妙だったが、これを装着した姿は写真のとおりクラッシックな雰囲気で意外といけていることと、TTLに対応し何気にバウンスもできるというので、何かの折に役に立つこともあるかもしれないと思い導入に至った。

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今回、SB-17を汎用シュー形状に変換するアダプターAS-6も同時に入手できたので、これを使って他のカメラにも装着してみた。フィルム機であるEMに装着した姿はそれほど違和感がない。実際に正常動作するかどうかは撮影をしてみないとわからないが、同時代に生産されていたカメラ同士であるからおそらく問題なく使えるのではないかと思われる。フィルム機の場合、フィルムを消費することになるので気軽に実験ができないが、そこで気になるのは最近のデジカメで使うことが出来るかどうかということだ。デジカメならば、気兼ねなく実験が出来るので、愛用のD800で試してみることにした。

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試しにTTLモードで撮影を行ってみたが、レリーズのタイミングで発光はするものの、露出オーバーとなり調光は合っていないようである。マニュアルモードにして発光量を調整すればバウンスくらいなら使えるかもしれないが、TTLオートに慣れきってしまった今となっては、いちいちマニュアル設定をするのも正直面倒だ。D800に装着した姿も全く似合わないので、別に正常動作するスピードライトがあるならそっちを使ったほうが簡単だし確実だろう。最近のデジタルカメラでこれを使いまわそうとは思わない方がよさそうだ。

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