Canon A-1 New FD 50mmF1.4 (dupe by Nikon Z6)
A-1で撮影するテーブルショット
1978年発売のフイルム一眼レフ、Canon A-1で撮影したショットと、フォーカシングスクリーンの交換方法をレポートしましょう。写真はたまたま立ち寄ったサルヴァ トーレ・クオモのショット。絞りを開放付近まで開けて撮ったもので、手前のテーブルのボケ具合がいい感じ。
Canon A-1 New FD 50mmF1.4 (dupe by Nikon Z6)
こちらもF値は開放付近まで開けておりぼっけぼけのショットですが、すごくおいしそうに撮れています。
Canon A-1 New FD 50mmF1.4 (dupe by Nikon Z6)
New FD 50mmF1.4は最短撮影距離0.45mでこの焦点距離のレンズとしては一般的なスペックですが、なかなか良く写るレンズですね。機会があったらデジタルでも使ってみたいです。
Canon A-1 New FD 50mmF1.4 (dupe by Nikon Z6)
右下のウォーターサーバーでしょうか?にピントを合わせましたら、被写界深度が浅すぎてもうどこにピントが来てるのかわからない絵になってしまいました。デジタルだったら明確な失敗写真ですけど、銀塩だとまあこれはこれでアリかな・・・と。フィルムっておもしろい。
フォーカシングスクリーン交換方法
さて、A-1を撮影中にファインダー内に小さな黒点があることに気付いたため、できる範囲内でファインダー周りの清掃を行うことにしました。といっても本格的に分解するのはリスクを伴うので、とりあえずフォーカシングスクリーンだけでも清掃しておきたいところです。A-1のフォーカシングスクリーン交換は当時メーカー持ち込みにて行っており、ユーザーがこれを行うことは推奨していませんでしたが、自力でアクセスしてみましたので忘備録的に写真付きで公開しておきます。

マウント上部の小ネジを精密ドライバーで外します。

この部分のかまぼこ状のパーツを外します。一度も外したことがないような個体の場合はちょっと固いかもしれませんが、手前(マウント下部)に向かって押し下げるように慎重に外してください。

このパーツを外すと、フォーカシングスクリーンを抑えているストッパーが開きます。

スクリーンを外すことができました。スクリーンの清掃と、内部をブロアーで吹いてホコリを除去、ファインダーに見えていた黒点もなくなりすっきりしました。これで一層撮影が楽しくなりそうです。




コメント
コメント一覧 (2件)
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こんにちは。最近A-1を入手しました。
高校時代に流行った羨望のカメラです。
状態は良いのですが、フォーカシングに
ゴミが気になって検索してたどり着きました。
一度ためしてみます。
このスクリーンは今では入手できない
みたいですね。
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SHO様
こんにちわ。ご覧いただきありがとうございます。
A-1用のスクリーンはそうですね、中古ショップでもあまり見かけないですね。
A-1よくできたカメラだと思います。今後も手元に置いておきたいカメラです。