水元公園　Canon FTb 作例集

Canon FTb New FD 50mmF1.4 (dupe by Nikon Z6)
ジャンクで入手したフィルムカメラ、Canon FTbのメンテナンスを終えた（過去記事こちら）ので、試し撮りをしてみましょう。今回のロケーションは都内最大級の水郷公園、東京都葛飾区にある水元公園です。使用したフィルムはフジ業務用100。ネガ現像後Nikon Z6にてフィルムデュープ、Photoshopで諧調反転を施したうえでLightroomで画質調整しデジタイズを行っています。

FTbは1971年発売のキヤノンの中堅機。当時のフラッグシップF-1と同様の操作性を備え、人気機種だったようです。今回も自力でひととおり整備を行ってみましたが、果たしてちゃんと使えるでしょうか。

Canon FTb New FD 50mmF1.4 (dupe by Nikon Z6)
水元公園は今回初めて行ってみましたが、とにかく広い！事前に公園のどのエリアに行きたいのかちゃんと調べておくことをお勧めします。駐車場も複数あるので、行きたいエリアに近い駐車場を目指しましょう。

Canon FTb New FD 50mmF1.4 (dupe by Nikon Z6)
まずはレンズはNew FD 50mmF1.4を装着して数枚。FDレンズは所有しているCanon A-1（過去記事こちら）でも共通して使えるのでちょうどよかったです。

Canon FTb New FD 135mmF2.8 (dupe by Nikon Z6)
今回新たに導入したFD 135mmF2.8も使ってみました。

Canon FTb New FD 135mmF2.8 (dupe by Nikon Z6)
ちゃんと写ってますね。

Canon FTb New FD 50mmF1.4 (dupe by Nikon Z6)

Canon FTb New FD 50mmF1.4 (dupe by Nikon Z6)
花などのクローズアップショットでは背景もきれいにボケていい感じです。

Canon FTb New FD 135mmF2.8 (dupe by Nikon Z6)
中距離のショットでは、正直もう少し背景をぼかしたかったのですが、これ実はFTbはマニュアル露光機なので、絞り優先機に比べてボケをつくりにくい嫌いがあります。シャッタースピードが軍艦部にあると、どうしても先にシャッタースピードを決めてしまいがちじゃないですか。そうすると結果的に絞り込んでしまうんですよね、いいわけですけど。
それはともかく、自力メンテナンスのFTbは光線漏れもなく無事使用することが出来ました。正直、操作性はA-1などの電子カメラのほうが上ではありますが、ほぼ50年も前の機械式カメラが今もなお動くなんて本当に素晴らしいと思います。