CONTAX Gシリーズのビオゴン28mm、プラナー45mmがどちらも素晴らしかったので、シリーズの他のレンズもそのうちきっと購入してしまうだろうと思っていたが、案の定このたびゾナー90mmF2.8を購入してしまった。90mmは望遠なので常用レンズにはなり得ず、あくまで2本目、3本目という位置づけのレンズであるためか、市場での中古価格はシリーズの他のレンズより安価だ。
![](https://digitame.jp/wp-content/uploads/2023/03/BIO28_02-300x201.jpg)
![](https://digitame.jp/wp-content/uploads/2011/02/PL45_01-300x201.jpg)
しかし90mmでF2.8という明るさは魅力だし、大きなボケも期待できる。コンパクトで鞄に忍ばせておいても邪魔にならず、画角は使いどころを選ぶだろうが1本持っておいて損はない。
![SO‗01](https://digitame.jp/wp-content/uploads/2023/03/2022073117242215f.jpg)
NEX-5に装着してもよく似合っておりなかなかの面構えであるが、広角・標準レンズと違いこの画角になるとピント合わせがかなりシビアになり、手振れ補正もないので特に手持ち撮影で絞り開放付近では細心の注意が必要である。ビオゴン28mmやプラナー45mmと同じようにラフに構えていると思わぬ失敗を量産してしまいかねない。できれば三脚でがっちり撮影したいレンズだ。今回は適当な撮影サンプルを用意できなかったので、作例はまたそのうちアップしよう。
![SO‗02](https://digitame.jp/wp-content/uploads/2023/03/2022073117242133c.jpg)
さてマウントアダプター経由でNEX-5で使用できるCONTAX Gレンズはまだいくつかあるが、28mm、45mm、90mmとひととおりの画角を入手済みであることを考えれば、あとはよほど安く売っていない限りは手を出し難い。それと正直なところ、マニュアルフォーカスで写真を撮り続けるのも意外と根気が必要で、だんだんオートフォーカスが恋しくなってきた。よってCONTAX Gレンズ遊びは今回限りとなるかもしれない。
SONYのロードマップによればそう遠くないうちにEマウントレンズのラインナップも増えるはずである。よいレンズさえ揃えばNEXは小さいし画質はよいし最強のミラーレスシステムとなるだろう。大いに期待している。
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