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二眼レフ「リコーフレックス」で滝を撮ってみる
ジャンクで入手後セルフ整備した二眼レフ、リコーフレックス・ダイアLで滝の撮影をしてみました。ロケーションは以前も撮影しましたが、秋田県は山本郡八峰町にある霊場、白瀑神社。規模も小さく交通アクセスも不便なので観光地と呼べるほどの賑わいはありませんが、滝が間近に見られるので地元ではよく知られたスポットです。
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二眼レフで撮影する場合、カメラの設定もピント合わせもなにもかもマニュアル操作で行います。1枚撮影するにもそれなりの時間を要するので、これくらい閑散とした場所のほうが好都合なのです。人がたくさんいたら絶対邪魔になりますもん。
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リコーフレックス・ダイアLで使うブローニーフィルムは、1枚当たり通常の35mmフィルムの約3.6倍の面積のラージフォーマットとなりますので、精細な写りを楽しめると同時に、一方では1957年発売のオールドカメラらしいフレアや微妙な滲みもあって味わい深い描写です。調べてみるとこのレンズ、リケノン80mmF3.5は当時の富岡光学製のテッサータイプらしく、なるほどどうりで良く写っているはずです。
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こちらのショットは一見わかり辛いと思いますが、実は一度滝を撮影した後に、フィルムを巻き上げるのを忘れてもうワンショット重ねて撮影してしまったもので、いわゆる多重露光となってしまった1枚です。滝が倍になったほか、一部の人物が半透明に写ってしまったりして霊が写ったかのように見えますが、違いますから安心してください。
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細かい設定は忘れましたが、木々に日光が遮られて結構薄暗く、シャッタースピードはそれなりに低下していたはずなのですが、手振れすることもなく写ってくれました。
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こちらは多重露光にならずにちゃんと撮影できた滝の姿です。1957年の大衆カメラですでにここまでの描写ができていたとは、リコーフレックス全く侮れません。もっと高級な二眼レフはいくつもありますが、ひょっとしてもっともっと高画質なのでしょうか?興味が尽きません。
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![](https://digitame.jp/wp-content/uploads/2022/11/RFLEX_17-300x200.jpg)
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