関東三大不動のひとつ高幡不動尊
会社を午後休して、関東三大不動のひとつ東京都日野市の高幡不動尊金剛寺へ行ってまいりました。ここは関東有数のあじさいの名所とされており、この時期あじさいまつりが行われています。
ちなみに関東三大不動のあとふたつは何かというと、ひとつは成田山新勝寺(過去記事こちら)ですが、あとひとつは諸説あるようで、埼玉県加須市の不動ヶ岡不動尊總願寺(そうがんじ)、または神奈川県伊勢原市の大山寺(おおやまでら)、または埼玉県飯能市の高山不動常楽院(じょうらくいん)が名を連ねています。この際ですから、そのうちコンプリートしてみようと思います。
創建は860年頃、慈覚大師が不動堂を建立し不動明王を安置したのがはじまりとされています。参道を抜けると現れたのが仁王門。室町時代後期に建立され、昭和21年(1946年)重要文化財に指定されました。1959年に解体修理が行われ、楼門として復原され現在に至ります。
全く事前の知識なく訪問したので、土方歳三像があってびっくり。金剛寺は土方歳三の菩提寺となっているとのことで、5月第2日曜日には「ひの新選組まつり」も行われるそうです。
奥殿では不動三尊像を中心に様々な文化財を展示していたようです。事前の知識なしで訪問した為、そんなこと知らずに足を踏み入れることなくスルーしてしまいました。勿体ないことをした。
奥殿の隣にあるのは、足利成氏の軍との戦に敗れ高幡寺に入り自刃したといわれる上杉憲顕の墓標です。
金剛寺のシンボルとなっている五重塔。これは昭和55年に平安初期の様式を模して竣工されたもので元からあったわけではないのですが、なにしろ全高45メートルと目立つので、今や高幡不動尊といえばむしろこちらが連想されますね。
こちらはお札所の宝輪閣。護摩修行の受付所があります。
そしてお土産処。境内は約4,000坪とのことですが、これだけの施設が境内に足を踏み入れてすぐに散在しています。まだまだ紹介しきれませんので、続きは次回Part.2で投下しましょう。
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