MENU
フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

SONY α7 ◆レビュー◆

当ページのリンクには広告が含まれています。

ついにα7を導入した。ミノルタではない、今度は正真正銘SONYのフルサイズ一眼、α7だ。
α7_01

2013年11月の発売後しばらくはこの独特のフォルムが馴染めず、というかまあはっきりいってかっこ悪いとしか思えず導入を見送ってきたのだが、約1年半経ち、後継機であるα7Ⅱも発売されたことでだいぶ値下がりし購入しやすくなったことや、巷の評判も上々であること、そしてなによりこの1年半ですっかり見慣れてしまってさほどかっこ悪いと思わなくなってしまったことから、ついに導入に至った。

α7_03

NEX-6と並べるとやはりどちらかというとNEX-6のフォルムのほうが好みではあるが、ボディの大きさにさほどの差がないのに、フルサイズのセンサーの大きさは一目瞭然。フルサイズセンサー搭載カメラといえば大きく重いというのが常識であったが、SONYはミラーレスにすることで御覧の通りのコンパクトなフルサイズ一眼を実現してしまった。現在でもフルサイズセンサーを搭載するレンズ交換式カメラで最も小さいのが本機α7である。

α7_04

勢い余ってα7を購入したはいいが、対応するフルサイズ用のFEレンズを1本も所有していないため、とりあえず手持ちのEマウントAPS-C用レンズSEL1670Zを装着しておいた。(最近までSEL2870を持っていたが、SEL1670Zを購入する際下取りに出してしまった。こんなことならとっておけばよかった。)α7の有効画素数は2,430万画素だが、APS-C用レンズを装着すると自動でモードが切り替わり、クロップして1,000万画素相当として使用することが出来る。せっかくのフルサイズ2,430万画素というスペックが勿体ないが、有効画素数が減少することを許容するなら、これで使ってしまっても問題はない。

α7_05

さて個人的に気になっていたのは、NEX-6で使っていたCONTAX Gレンズ用AFアダプターTECHART TA-GE1B(過去記事こちら)がα7でも使えるのかどうかということだ。早速α7に装着しビオゴン28mm、プラナー45mm、ゾナー90mmを装着してみたところ、意外にも3本ともオートフォーカスも正常に動作、画角もフルサイズで使用することが出来た。これらのレンズは何年も前に購入して以来その描写力の高さから大好きなレンズであったが、これまではAPS-Cで使わざるを得ず、これでやっと本来の画角で使用することができるわけで、もうこれだけでα7を導入した甲斐があったというものだ。

α7_06

では他のマウントアダプターはどうだろうか。八仙堂で購入したMマウントアダプターにてフォクトレンダーのカラースコパー35mmF2.5を装着したみたところ、ケラレもなくこれも普通にフルサイズのまま使用することが出来た。

α7_07

最後に同じく八仙堂で購入したOMマウントアダプターにて、オリンパスズイコーレンズ50mmF1.4、28mmF2.8を装着してみたが、こちらも問題なくフルサイズ画角のまま使うことが出来た。以上、意外にも私の持っていたNEX用のマウントアダプターはすべてα7でも使用可、しかもフルサイズを担保していた。マウントアダプターでオールドレンズを使いたいユーザーにしてみれば、α7ならデジタルでしかもフルサイズで本来の画角を再現できるのだから、支持が高いのも頷ける。これなら、慌ててFEレンズを購入しなくても当分楽しめそうだ。

では大好きなCONTAX Gレンズでのスナップショットを投下しよう。

パン屋
SONY α7 CONTAX(G) Biogon2.8/28mm 1/160秒 ISO100

散歩の途中で現れた昔風のパン屋。曇り空だったがドアのエメラルドグリーンがとても綺麗に表現された。

ザリガニ
SONY α7 CONTAX(G) Biogon2.8/28mm 1/500秒 ISO100

ヘタウマなエビ(オマールエビ?)のイラストが目に止まった。ガラスへの写り込みまで精細に再現されてしまうこのレンズの実力を再確認。

ネモフィラ
SONY α7 CONTAX(G) Biogon2.8/28mm 1/250秒 ISO100

ピントの合った花とボケている花の対比が見事。とにかく色再現が良好で、RAW現像時にコントラストを弄る必要がないほど。高価なカメラだがお散歩カメラとして気軽に使うのこそお似合いではないだろうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次