前回購入したポケット三脚マンフロットMP-1(過去記事はこちら)に続いて、一眼用のポケット三脚MP-3を購入した。
基本的にはコンデジ用のMP-1のサイズを一眼用に大きくしたものであり、使い方は同じ。カメラの三脚固定用ネジ部に装着して、通常時は脚部を折り畳んでおく。
使用時には脚部を開いて角度を調整する。造りもしっかりしており安っぽさは全く感じられないし、マンフロットはこの手のちょっとしたアイデア商品でもデザイン性を忘れないところが、さすがはイタリアのメーカーである。
ちなみに一眼用とはいえメーカー公称値では最大耐荷重1.5kgということで、あまり大きなレンズ装着時は当然ながら使用できない。手持ちのレンズで試してみたところでは、α77Ⅱに標準ズームSAL1680Zを装着して約1.2kgで大きさ的にもギリギリセーフだったが、同じくα77Ⅱに望遠ズームSAL70300Gを装着すると重量はちょうど1.5kgではあるものの、バランス的にレンズ側に負荷が掛かりすぎる為全く自立できなかった。
普段電車移動が多い私にとって、バッグの収納スペースの問題とか、持ち歩く体力の問題とかで実際にはなかなか気軽に三脚を持ち歩けるものではない。しかし、あったらもっといろいろな表現ができるだろうと思うことも少なくない。本製品は限定的ながら、「気軽に持ち歩ける三脚」の役割を果たしてくれる可能性がある。しばらくα77Ⅱに装着して持ち歩いてみよう。
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