行きつけの中古カメラ店でマンフロットのポケット三脚MP-1を購入した。一見するとどう使えばいいのかもよくわからないような独特のフォルムだが、これでもいっぱしのコンデジ用三脚なのだ。
どうやって使うかというと、付属のネジをカメラの三脚穴に取り付けて写真のような状態にする。ある程度平らな面に設置することにはなるが、コンデジを素の状態で置きっぱなしにするよりも断然安定しているし、三本ある脚部は角度を変えられるようになっているので、ある程度の範囲ならカメラの向きを上下に変えることが出来る。
三脚として使わない時でも折り畳めば厚さ8mm程度になるので、常時カメラにつけっぱなしにしても邪魔にならない。赤いマンフロットのエンブレムがいいワンポイントとなっており、小型ながらよく考えられたデザインだ。普通にスローシャッターを切りたいときはもちろん、外出先で自分撮りをしたい場合などにも便利だろう。
私の愛用のRX100は専用のケースを取り付けているが、写真のようにこの状態でも使用できないことはなかった。但し、当然だがカメラに直接取り付けたほうがより安定はする。この状態で数秒レベルの長時間露光撮影をするには心もとないが、条件がよければ不可能ではないだろう。
ちなみにコンデジ以外でも使えるかどうか、ミラーレス機NEX-6に取り付けてみた。この場合、SEL1650PZなど比較的小さいレンズの装着時は使用できたが、これ以上大きなレンズでは重量バランスがレンズ先端方向に大きく傾くため脚部がカメラを支えきれず倒れてしまい使うことが出来なかった。カタログ値では最大耐荷重が600グラムということなので、本製品はあまり無理をせずコンデジで使うのが正解だろう。
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