満開直前の亀戸藤まつりを8年ぶりに散策
東京一の藤の名所として知られる、江東区は亀戸天神社に8年ぶりに足を運びました。今年は天候が複雑で、いろいろな花の開花が例年より早かったり遅かったりと見頃を予測し辛い状況が続いていますが、近所の藤の花がいい感じになっていたので、ここも満開かもしれないと思い急遽向かったというわけです。
日付は4月21日(日)、休日のうえ天候にも恵まれて皆さん考えることは一緒、亀戸天神社はご覧のとおりたくさんの人で溢れ返っていました。境内には露店も出店していて、下町のお祭りらしい賑わいを見せています。
この日の装備は富士フィルムX100Fのみ。せっかくなのでレンズ交換のできるカメラと望遠レンズくらい持っていくべきでしたが、思い付きで向かった先ですし、下町ということであえて軽装備でふらりと訪れてみるのが粋、のような気もしませんか。
従いましてすべてのショットは換算35mmの画角ということになりますが、被写体まで近付いたり離れたりして足で構図を決めるのも結構楽しいもの。しかも開放F2ではボケの演出もできますから、さほどの不自由は感じません。
X100Fは最短撮影距離が10cmですから、クローズアップ撮影も安心して寄りに行けます。これ、M型ライカなんか使った日には70cmまでしか寄れませんからそもそもこの画角では撮れません。ライカにはライカのいいところはもちろんありますが、X100のアドバンテージも全然あるのです。
境内にある赤い橋がいいアクセントになりますので、この橋をフレームに入れていろいろ撮影してみましょう。まずはF8まで絞り込んでパンフォーカスの作例。
こちらは手前の藤の花にピントを合わせ、F2開放で背景となる橋をぼかした作例。換算35mmの広角レンズでもF2開放ならここまでボケの演出が出来ます。ちょっと描写もふんわり感が出てオールドレンズの味わいも。
今年の藤まつりは4月30日(火)まで。まだ開花していない房もありましたので、おそらく4月いっぱいは楽しめるのではないかと思われますが、天候によっても左右されそうなので見たい方は早めの訪問をお勧めします。
ちなみに8年前に撮影した藤まつりの様子はこちら。この時はD800で撮っていたようですね。思えばこのときもソロで撮影してたなあ笑。8年経ってもやってること変わんないです。
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