ライカM10と周八枚でもっとヨコハマを撮る
中華街を撮影したついでに、せっかく横浜まで行ったので赤レンガ倉庫まで足を延ばしました。この日の赤レンガ倉庫はオクトーバーフェスト2023というイベントが開催されていてたいへんな人出です。休日のヨコハマはどこへ行っても人混みから逃れられません。
数年ぶりに訪れた赤レンガ倉庫ですが、変わらない佇まいが素敵です。まあできれば、イベントとかやっていない素の姿を撮りたかったですが。
ライカM10と周八枚は、赤レンガ倉庫の煉瓦の一個一個までかっちり写し出します。この何気ないショットをここまで鮮明に写すとは、ライカだけの技でもないし、レンズだけの性能でもないと思います。この組み合わせ、まったく侮れません。
周八枚は、言わずもがな8枚玉ズミクロンの復刻レンズなのでオリジナルはオールドレンズなのですが、やはり現代のレンズらしく、逆光でもゴーストは出ても耐性が高いので安心して使えます。RAWで撮っておけばあとでなんとでもなりますよ。
こちらは手前の女の子にピントを合わせて、F値開放でできるだけ背景をぼかしてみました。開放なので周辺減光もありますし、広角レンズらしくボケ具合は小さいですが、全体として立体感のある絵が演出できます。
こちらも同じように、背景をぼかしています。海の向こうの母国を想う旅行者、みたいなシーンをイメージしましたがいかがでしょうか。
もちろん絞り込むとくっきりかっちりした描写です。ライカM10は2,400万画素機ですが、もっと高画素機で撮ったかと見まごうほどの精細感です。
結構トリミングしていますが、最近できた横浜ロープウェイと大観覧車のツーショットを。ロープウェイは片道千円と安くないうえ結構混んでいますが、桜木町駅の真ん前まで空中を渡れるのが新鮮で楽しいですね。ヨコハマは行く先々で撮りたいものがたくさんあって、あっという間に一日が過ぎてしまいました。持ち込んだライカもなんとなくこの街と良く似合っている気がします。
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