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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

LEICA SUMMICRON-M 50mm F2 ■レビュー実写編■

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Nikon Z6 LEICA SUMMICRON-M50mm F2 1/50秒 ISO1000

初代沈胴ズミクロンの試し撮りをしてみよう

1954年発売のライカ標準レンズ、ズミクロン50mmF2の試し撮りをしてみよう。本来であればM型ライカ等のフィルムカメラで使うのがスジとは思うが、今回は愛用のミラーレス、Nikon Z6に装着した。しかしながら主役のズミクロンが銀塩時代のレンズなので、記事のカテゴリーはフィルムカメラとさせてもらっている。

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冒頭のショットは以前も撮ったことがある東京は銀座のとある一画で、銀座のど真ん中とは思えないレトロな町並みが気に入っているスポット。F値開放で手前の「焼肉」看板にピントを合わせ、その奥は大胆にぼかしてみた。ズミクロン独特のちょっと煩い感じのボケがオールドレンズらしい佇まいを残し、これぞズミクロンと感じた一枚。


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Nikon Z6 LEICA SUMMICRON-M50mm F2 1/50秒 ISO1600


銀座は都会には違いないが、たまにふっとレトロなテイストを感じられるのがいい。路地裏にあるレトロなカフェも思わず写真に撮っておきたくなる。


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Nikon Z6 LEICA SUMMICRON-M50mm F2 1/50秒 ISO720


三原小路と名付けられた小径。小径の先はもっとぼけてほしかったが、いつも思うように撮れるわけではない。F値をどのあたりに設定したか、今となっては記憶が曖昧だ。


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Nikon Z6 LEICA SUMMICRON-M50mm F2 1/50秒 ISO640


振り返りざま女性の方にピントを合わせたかったが、マニュアルフォーカスが間に合わなくて大明神のほうにピントがあってしまった。


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Nikon Z6 LEICA SUMMICRON-M50mm F2 1/50秒 ISO640


夕刻に近付き、飲食店では明りが灯り始めた。なんかお洒落な店内で楽しそう。暗くなってきたのであまり絞り込んでいないはずだが、ピントの合った店内の描写は十分に解像している。


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Nikon Z6 LEICA SUMMICRON-M50mm F2 1/80秒 ISO100


こちらも意図としては背景をもっとぼかすつもりだったのだが、まあこのくらいのほうがわざとらしくなくていいかもしれない。どうやらこのレンズ、無茶苦茶ボケるレンズではないと思われる。


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Nikon Z6 LEICA SUMMICRON-M50mm F2 1/50秒 ISO160


ガラス越しのショットだがよく解像していると思う。65年以上前のレンズだが現在のレンズと比べても遜色ない。


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Nikon Z6 LEICA SUMMICRON-M50mm F2 1/60秒 ISO100


この日は曇り空だったこともあるかもしれないが、どう撮ってもカリカリにシャープというわけではなく、全体的には柔らかい雰囲気が残ってオールドレンズらしい描写と感じた。ファーストインプレッションとしては、突出して強い個性はないが十分な解像と描写力で味のあるレンズ、という印象である。もっといろいろと撮ってみたい。

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