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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

FUJINON XF18mm F2 R ◆レビュー◆

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FUJIFILM X-M1 FUJINON XF18mmF2R F4 1/17秒 ISO3200

■そこそこ明るいが微妙な画角の単焦点広角レンズ■

FUJINON XF18mm F2 Rは35mm換算27mm相当の画角の広角単焦点レンズ。広角にしては明るめの開放F2なので、撮り方によっては背景のボケも演出できる。とはいえこの画角自体は標準ズーム域とも被るので、明るいと言ってもわざわざそれだけで買い足すだけの価値を見出せるかどうかがポイントだろう。ちなみに換算27mmはiPhone等のスマホで採用している画角であり、私的には意外と苦手な画角だったりする。

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にも関わらずなぜこのレンズを導入したかというと、見ての通りのコンパクトなサイズであることが大きな理由だ。もともとX-M1は気軽に持ち出せるお散歩カメラとして導入したが、標準ズームレンズを装着してしまうと奥行はカメラ本体も含め11cm程度となり、さすがにコンデジのようには持ち運べない。しかしこのレンズなら奥行は7cm程度で収まるので、カバンの隅に潜ませておくのもぎりぎり可能だ。

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(左)FUJINON XC16-50mmF3.5-5.6 OIS Ⅱ、(右)FUJINON XF18mmF2R

フジ純正レンズには実はもっと薄いXF27mmF2.8というレンズがあるが、こちらは画角が35mm換算約40mmとなりストリートスナップには少し狭すぎるため、候補から外した。本当ならAPS-Cなら16mm以下のパンケーキレンズがもしあったら飛びついていたに違いないが、できるだけコンパクトでできるだけ広角という条件に近いものは現在のラインナップではこれしかなかった。

XF18F2_05.jpg

ちなみにこのレンズに付属のレンズフードは見ての通りの角型の珍しいもので、クラッシックな外観はなかなか趣があって好印象だが、付属する樹脂製のフードキャップがもうカパカパに緩くて絶対に紛失してしまいそうなので持ち歩く際は注意が必要だ。いや、フードの下に52mmの通常レンズキャップを装着することが出来るので、このフードキャップは持ち歩かない方がよい。

それではサンプルショットを投下しよう。

■画質は良好。小さいレンズが必要なら買い■

満月ダイヤモンドヴェール_02
FUJIFILM X-M1 FUJINON XF18mmF2R F5.6 1/9秒 ISO3200

冒頭のショットとともに夜のストリートスナップ。どちらもISO3200でそれなりにノイズは乗ったが、Lightroomで調整した。暗いのでシャッタースピードが相当落ちているが、このレンズに手ぶれ補正機能はないので、こうした撮影は場合によっては手ぶれ補正機能の付いた標準ズームレンズを使ったほうが無難な場合もありそう。手振れさえしなければ夜間でも色乗りがよく好ましい結果を残せる。

不忍池
FUJIFILM X-M1 FUJINON XF18mmF2R F8 1/120秒 ISO400

F8まで絞ると十分に精細な絵となり風景写真でもいける。周辺画質が弱いとの評判も聞くが、ある程度絞れば言うほど荒れない気はしている。それよりもむしろ換算27mmの画角が広角としては若干物足りないというほうがよほど気になるところ。但しこれは好みによるところが大きいので、これで十分と思う方も多いだろう。

あじさい_002
FUJIFILM X-M1 FUJINON XF18mmF2R F2.0 1/800秒 ISO200

あじさいで前ボケ、背景ボケをつくってみた。広角レンズとしてはF2と明るいため、こうしたショットでもボケの表現が可能なのは嬉しいところ。ちなみに、オートフォーカスは早く正確だが、合焦までにカカカッと大きめの音が鳴るのはいまどきのレンズとしては少々いただけない。

CupNoodle.jpg
FUJIFILM X-M1 FUJINON XF18mmF2R F2 1/30秒 ISO800

行きつけのネットカフェでカップヌードルを撮影。最短撮影距離が0.23mmと広角なのに寄れることもアドバンテージ。テーブルフォトのサンプルとして撮ってみたがどうだろうか。

晩酌
FUJIFILM X-M1 FUJINON XF18mmF2R F2 1/30秒 ISO640

カップヌードルだけだとあんまりなので焼き鳥屋で燗と一緒に。手前の肉にピントを合わせたが、ピントが浅すぎたかもしれない。もう少し絞ってもよかった。

このレンズは画質は一定のクオリティをキープしているので、購入しても後悔はないはずだ。だが画角だけなら標準ズームレンズの広角端で代替が効かないわけでもないので、F2という明るさをどう見るか、このサイズ感に価値を見出せるかどうかが評価のポイントだろう。ただ、同じく富士フィルムが発売していたAPS-CコンデジX70に採用していた28mmレンズがもっと小さいことを考えると、パンケーキレンズとしては本当ならこの半分くらいの薄さであれば唯一無二の存在となれたのが残念なところか。噂では本レンズのリニューアルが近く予定されているとも聞くので、そちらにも大いに期待したい。

XF18F2_01.jpg

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