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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

Kenko 1.4倍テレプラス MC4 DGX ◆レビュー◆

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以前から気になっていたテレコンバーションレンズ、KenkoのテレプラスMC4 DGXを購入した。

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テレコンとはなにかというと、レンズ交換式カメラの本体と交換レンズの間に装着することで、レンズの焦点距離を延ばすことができるというアクセサリー。各社いろいろだが1.4倍レンズと2.0倍レンズの2種類が一般的である。単純に考えれば倍率の大きいほうが有利と考えがちだが、倍率が大きくなると代わりに絞り値が暗くなってしまうのでそのあたりの関係性を考慮して選ぶ必要がある。

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今回購入したのは1.4倍のタイプ。これだとマスターレンズの絞り値は約1段暗くなる(例えばF1.4のレンズだとF2.0相当となる)だけで済むのでまだ使いやすいといえる。これが2.0倍のタイプだと2段分暗くなるので、かなりレンズを選ぶことになるだろう。本製品は装着してもAFが機能するが、ちなみにメーカーとしてはF4より明るいレンズでの動作のみ保障している。尚、本製品DGXタイプでは、焦点距離や絞り値などのEXIF情報がMC4適用後の実値で記録される。

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α77Ⅱに装着するとこんな感じで、この上に更にレンズを装着するわけだ。一見便利でいいことだらけと思われるテレコンだが、実は先の絞り値が暗くなること以外にもいろいろと制約が多い。まず、画質はマスターレンズ単体よりも少なからず劣化すること。そしてソニー用の本製品の場合、メーカーが使用できないと公知しているレンズがあって、中でもSONY製のすべてのDTレンズの使用を推奨していないこと。構造上AマウントのAPS-C用レンズはおそらくフランジバックの関係上、レンズの後玉がMC4のレンズ部分と干渉するおそれがあるものと思われ、これはDTレンズを多く所有している私のようなユーザーにとっては非常に残念といわざるを得ない。

ではまずはセオリー通り、望遠レンズを更に長玉にして撮影してみよう。

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こちらはα77ⅡにSAL70300Gを装着したショット。望遠端300mm。手持ちで適当に撮っているのであくまでサンプルとしてご覧いただきたい。

MC4DGX_サンプル04

MC4を装着して換算420mmのショット。多少描写は甘くなった気もするがそれなりに大きく写せるのでシーンによっては十分使いみちがあるだろう。ただ、最近のカメラは高画素なので、これくらいなら編集してトリミングでなんとかなるかもしれないが、トリミングだけに頼るよりはMC4との併用のほうがいい結果が得られそうだ。尚、本ショットはF8.0だが、AFは正常に動作した。

MC4DGX_サンプル02

次に近距離で静物を撮る場合。このレンズはシグマの旧タイプ30mmF1.4EX DCといって、描写力はともかく最短撮影距離は40cmといまひとつ寄れないレンズである。一番寄ってもこの大きさとなる。

MC4DGX_サンプル01

実はMC4を装着しても、マスターレンズの最短撮影距離が変わらない。このため写真のように同じレンズでも被写体がより大きく撮れるのだ。マクロレンズなど使ってもよりクローズアップすることができるはずだ。ちなみに写真は微妙にピントを外してしまったがあくまでサンプルと思ってご容赦いただきたい。

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また画角が1.4倍になるので、フルサイズのカメラにMC4を装着すると実はAPS-C用レンズがケラれずに使用できる。イマドキのデジカメならフルサイズカメラでAPS-C用レンズを使ってもクロップモード等で問題ない場合が多いだろうが、例えば昔のフィルムカメラで現在のAPS-C用レンズをどうしても使いたいなら、この手がある。とはいっても、前述したがSONY用の場合そもそもDTレンズの使用を推奨していない為、あくまで自己責任となることは注意してほしい。

MC4DGX_04.jpg

先日ジャンクで購入したミノルタαSweetにMC4を使ってシグマのAPS-C用レンズ30mmF1.4EX DCを装着してみた。メーカーの保証外の使い方だが一応正常に動作はするようだ。あくまでフルサイズ用レンズのストックがない場合の裏技として知っておいて損はないだろう。

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