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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

Velbon 6段中型三脚 ULTREK UT43Q ◆レビュー◆

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また三脚を買ってしまった。そもそも私は、ほとんど三脚を外に持ち出すことがない。にも関わらずなぜまた三脚を購入したかというと、これなら持ち歩けるのではないかと思ったからだ。

順を追って言うと、私が三脚を滅多に持ち歩かない理由はひとつ。バッグに入らないからである。車で出掛けるならともかく、普段外出は電車がメインの私にとって、カメラや交換レンズをひと通り持ったうえ更に三脚を持って歩くのはそもそも無理なのだ。どうしても三脚を使いたいときは、カメラのほうをコンデジに換えるしかない。ところが、ひょっとしてこれなら持ち歩けるのではないかという中型三脚があった。それがベルボンのULTREK UT43Qだ。

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この三脚、6段階の伸縮と畳む際に脚部を180度回転させるという構造で、全高1,550mmでありながら収納時の全長は272mmという驚異の伸縮率を持ち、私の知る限りこのクラスの中型三脚では収納時全長が最も短い。

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上からマンフロット190CX3、SLIKコンパクトⅡ、ベルボンUT-48Q

手持ちの三脚を並べてみるとマンフロット190CX3はともかく、小型三脚のSLIKコンパクトⅡよりも更に短いのがわかる。ただし短いとはいっても三脚自身の重量は1,050キロとコンパクトⅡのほぼ倍であり、太さもそれなりにあるので無条件に有利というわけではないが、イメージ的には1リットルのペットボトル1本を持ち歩く程度と思ってもいいかもしれない。

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左マンフロット190CX3、右ベルボンULTREK UT43Q

脚部を伸ばすとこのとおり。雲台エレベーター部を伸ばさない状態でなんとマンフロット190CX3より高い。エレベーターをいっぱいまで伸ばすと両者共に1,550mmとなるが、最大荷重量は2キロとマンフロット190CX3の1/2以下である。ミドルクラス一眼機に200mmF4クラスのレンズを付けてもびくともしなそうなマンフロットと比べれば少々華奢な感じはするが、標準ズームを普通に使うくらいならば十分であろう。

実際に手持ちのバッグに入るかどうかやってみたところ、唯一KATAのバックパック3N1-10DLには何とかこれと標準ズームレンズを装着したα33を同時収納することができたが、他のバッグでは不可能だった。結局、ここまで短く収納できる三脚でも、それを収納できるバッグがない限りは当たり前だが持ち歩くことはできないのだ。

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KATA 3N1-10DLにα33+SAL1680ZとUT-43Qを収納

実験半分で購入してしまったULTREK UT43Qだが、買ってしまったからには有効利用していこうと思う。これを無理なく収納できるカメラバッグを探してみよう。

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