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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

KATA スリングバックパック DL3N1-10 ◆レビュー◆

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一眼機とレンズ2~3本、ストロボやその他ちょっとしたアクセサリー類を収納できるカメラバッグが欲しいとずーっと思っているのだが、だいたいカメラ専用バックというものはダサいのが多くて、なかなか選びきれないままだ。現在も、普通のバッグに保護用インナーケースを入れて機材を持ち運ぶことが多い。

しかし結局のところ、ショルダー型バッグは時間が経つにつれどうしても肩が痛くなってくる。で、一眼機などある程度重さのある機材を持ち歩くなら、最も体に負担がかからないのはバックパックであろうとの仮説に辿り着いた。とはいえ、あからさまにでっかい荷物を背負って歩くのは、見た目にも大げさでちょっと恥ずかしい。

そこでバックパックでありながらさほど大きくなく、デザイン的にも許せるものを探していたところ、程良い感じのバックパックを見つけた。今回購入したのはKATAのスリングバックパックDL3N1-10。数か月前にシリーズのモデルチェンジをしたばかりであり、前モデルよりも軽量化されシンプルなデザインとなっている。

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サイズは外寸で高さ×横幅×奥行が41×22×21cm。一眼機1台と交換レンズ2~3本を収納する一般的なカメラ用バックパックとしてはかなりコンパクトな部類だ。実はこれよりほんのひとまわり大きいDL3N1-20というモデルもあるのだが、実際に持ってみると、そのわずかな寸法の違いで見た目の仰々しさが大きく違ってしまうため、見た目より実用重視の方なら、DL3N1-20またはもっと大きなモデルを選べばよいと思う。

このシリーズは、ショルダーストラップを付け替えることで、左右斜め掛けのスリングタイプにもなるのが特徴のひとつである。下の写真は両肩で背負う通常スタイルのとき。

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ショルダーストラップの片方を本体に収納して、斜め掛けスリングスタイルにするとこんな感じ。

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スリングスタイルにしておけば、肩を重心にしてバッグをくるっと前方に回すことで、収納しているカメラを素早く取り出すことができるので、荷物を運ぶだけのときには両肩で背負う通常スタイル、撮影もしながら動き回るときは斜め掛けスリングスタイルにするなど状況によってスタイルを換えて持ち歩くと便利だろう。

内部にはパッド入りの仕切りがあり、持ち運ぶ機材によって仕切りを組み換えて調整できる。例えば、標準ズームレンズを装着した一眼機1台と、交換レンズ2本、フラッシュ1本を収納するなら、例えばこんな感じで仕切ればよい。尚、写真のカメラはα77+タムロンA016、交換レンズはタムロンの90mmマクロと、シグマ30mmF1.4だ。

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この場合フラッシュは上部の小物収納スペースに入れる前提としているが、フラッシュが必要なければここにも交換レンズ類を収納できる。ちなみに下の写真の交換レンズはSONYのSAL70300G。

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非常にコンパクトに設計されているので、これひとつだけでは収納できる機材数は限られてはしまうものの、カメラバックらしくないシンプルでスタイリッシュなデザインは他にあまり類を見ず、小旅行など遠出に持ち歩くのはもちろん、普通に街中で持ち歩いてもそれほど大げさにならないというのが最大の魅力だ。

せっかく一眼カメラを購入しておきながら、そのサイズゆえあまり積極的に持ち出しができないでいる私のようなユーザーも多いと思う。これからはα77のほうもこれでどんどん持ち歩いてみようか。

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