千葉県有数の「あじさい寺」、初夏の本土寺
本土寺は千葉県松戸市にある日蓮宗の本山で、初夏のあじさいと秋の紅葉が有名な撮影スポット。これまで紅葉の時期に何度か訪れていますが、このたび初めてあじさいを見にやってきました。
土曜日の午前中に出掛けましたが、千葉県でも有数のあじさい寺として知られているだけあってすでに結構な人出。通常は入場無料ですが、今年は6月2日より大人500円の有料期間に入りますので注意しましょう。まあ500円なら激安ですけどね。
この日は日差しが強く、じっとしていると汗ばむくらいの陽気。全体的に開花状況は6割程度かと思われましたが、5万株と言われるあじさいは十分に美しく色とりどりの姿を楽しめます。
この日の装備はNikon Z6にCONTAXのプラナー85mmF1.4(AEG)とディスタゴン28mmF2.8(AEJ)の単焦点2本のみという割り切った構成。85mmは被写体から少し離れて俯瞰的な構図に、大口径なのでボケの演出を加えることが出来るのが楽しいです。
手をつなぐカップルにピントを合わせてその前後にボケを配置することで立体感のある絵を演出できました。こういうショットが撮れるのでこのレンズ止められないです。85mmというとポートレート用かと思われがちですが、こういう使い方もいいですよね。
最近の傾向で、観光地自体よりもそこにいる人の様子を撮るほうを主軸にしてしまうきらいがありますもので、そろそろあじさいを主役にして撮影してみましょうか。
こちらは絞り開放で背景の光点を大胆にぼかしてみました。綺麗な円形のボケ・・・というわけにはいきませんでしたが、ふんわりと雰囲気良く撮れました。
人物にピントを合わせて手前のあじさいをぼかしてみるも良し。
あじさいにピントを合わせて背景をぼかしてみるも良し。
あじさいはこれまで何度も撮っていますが、機材が変わるとまた新鮮な気持ちで撮影できるのがカメラバカですね。きっと今後もいろんなカメラ、いろんなレンズで撮り続けることでしょう笑。
本土寺はJR常磐線の北小金駅から徒歩15分。一応周辺に複数の個人駐車場がありますが、道が狭いうえどれも収容台数が少なめなので、特に休日の訪問は車よりも電車を使ったほうが確実と思われます。参道で焼き団子やアイスを食べながらのんびり歩くのもいいものですよ。
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