ライカCL+サンハンズマロンで炎天下の街角を撮る
ライカCLをカバンに詰めて東京は五反田へ。私、行きつけの床屋に通うためにもう何年も定期的にこの街に足を運んでいるのですが、ここは街としては特別観光の目玉になるような施設があるわけでもないのに、ほのかに漂うレトロ感がちょっと面白くてついついカメラを向けたくなります。
この日は命の危険さえ覚えるほどの猛暑日。前日にライカに詰めたフィルムがISO400を選んでしまったことに後悔を覚えつつも、撮影してみると日なたのちょっと白飛びっぽい描写がこのときの空気感をよく捕えていた気がします。
夏場のギラギラした日差しと木陰のコントラストの対比表現が見事なショットですね。ズマロンの描写も精細で素晴らしい。
五反田界隈では有名なうどん店ですが、この炎天下でも入店待ちの人がいます。未だに一度も行ったことがないのですが、次は思い切って入店してみようか。
ガード下は日なたと日影の境目になりますので、その対比が被写体として面白いと思うんですよね。私の撮影した写真にガード下が多いのはそんな理由もあります。
日影と日なたに落書きされた壁と放置自転車、うん、いい雰囲気です。
髪も切ったしプロントで一休みして帰りましょうかね。ライカCLはなにしろコンパクトで持ち運びやすく、ちゃんと露出計も付いているのでマニュアルカメラでもわりとカジュアルに持ち歩けるのがいいですね。ライカをお手軽に使いたい方は是非一度手に取ってみてください。M型とはまた違った魅力がありますよ。
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