歩行者専用としては日本最大級の吊橋
竜神大吊橋は茨城県常陸太田市の竜神ダムの上に架けられている歩行者専用の吊橋です。1994年に開通し全長は375mで、歩行者専用の吊橋としては当時日本一の長さでした。
その後2006年に大分県の九重夢大吊橋が完成し、日本一の長さの座を譲ってしまいますが、現在も季節ごとのイベントやバンジージャンプのメッカとして知られています。
竜神峡にちなんで竜をかたちどって作られたギザギザの主塔が特徴的で、竜神大吊橋のシンボル「竜神カリヨン」とともにこの橋を印象的なものにしています。
橋から見える景色はこの通り。この時期は単なる山林の景色とはなってしまいますが、眼下の竜神ダムまでは約100メートルとのことで、圧倒的な高さ感を味わうことができます。
予約制でここからバンジージャンプができますが、高さ100メートル級のブリッジバンジーが可能な場所は世界でも数少ないようです。HPによるとここでジャンプをする人は年間1万人以上とのことですが、本当でしょうか。そんなにニーズある?1回19,000円で飛ぶことができますので興味のある方は調べてみてください。私ならお金をもらっても遠慮しますが。
4月中旬の訪問でしたが、ゴールデンウィークになると恒例の「鯉のぼりまつり」が開催されるようです。およそ1,000匹の鯉のぼりが竜神大吊橋を中心とした竜神峡一帯を壮大に泳ぐというイベントになりますので、この時期を狙って訪問するのもいいかもしれません。
観光用の吊橋なので交通としての機能がなく、近年は訪問者数が低下傾向にはあるようですが、前述した鯉のぼりイベントや秋の紅葉時期なんかは結構楽しめそうです。写真の被写体としてもこの大きさの建築物をどうカメラに納めるかを考えて撮影するのはなかなか挑み甲斐があります。
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