LEICA M10 SUMMICRON-M50mmF2 1/500秒 ISO200
荒川区に伸びる昭和レトロ商店街
都電荒川線の終点三ノ輪橋停留場付近から伸びている三ノ輪銀座商店街、通称「ジョイフル三の輪」を撮影してきました。あとで知ったのですが、ここ映画「万引き家族」をはじめ、数々の映像作品のロケ地としてその道では超有名なスポットでした。
LEICA M10 SUMMICRON-M50mmF2 1/90秒 ISO200
実は私、通勤の常磐線の車窓から南千住駅付近を通り掛けに、ここの特徴的な商店街のアーケードを何度も目撃しておりました。何度か見ているうちにきっとレトロ商店街に違いないと確信、googleマップを調べて訪れてみたというわけです。
LEICA M10 SUMMICRON-M50mmF2 1/60秒 ISO640
来てみて驚いたのは思った以上に長く連なるアーケード屋根。今どき屋根のある商店街ってもうそれだけでわくわくしませんか。調べたところ約380mとのことで、結構な規模ですよね。
LEICA M10 SUMMICRON-M50mmF2 1/90秒 ISO500
ジョイフルといえば、ホームセンターかファミレスかいきものがかりしか連想できませんが、正式名は「三の輪銀座商店街振興組合」。それがどういった経緯で「ジョイフル三ノ輪商店街」とネーミングされたのかは全くの謎です。都電荒川線の前身である王子電気軌道の開通と同時期の大正8年(1919)に形成され、現在の店舗数は約80店とのことですが、状況的にはまだまだ賑わっているとはいえ、シャッターが閉まっている店舗も多く、時代なりの寂れ感が感じられます。
LEICA M10 SUMMICRON-M50mmF2 1/60秒 ISO250
商店街に集まる人を主題としたショットではズミクロンでF値を開放付近とし、背景ボケを狙っています。被写界深度が浅くなるのでピントを外すリスクもあるのですが、ライカならそれもいいでしょう。
LEICA M10 SUMMICRON-M50mmF2 1/180秒 ISO200
LEICA M10 RICOH GR L28mm F2.8 1/90秒 ISO500
ここからは商店街自体を主題とするので、レンズを28mmのGRに切り替えます。一気に現代的な写りになりました。
LEICA M10 RICOH GR L28mm F2.8 1/60秒 ISO400
広角レンズなのでほぼほぼパンフォーカスになりますが、明も暗もきちんと写るので安心して使えますし、描写は現在のGRⅢにも近い気がします。それがフルサイズで使えるんですから手放せないレンズですね。
LEICA M10 RICOH GR L28mm F2.8 1/60秒 ISO500
この「肉の富士屋」は映画「万引き家族」の劇中に写っているらしいです。映画見たことあるのですが、はてどうだったでしょう。あまり覚えていないのですが、もう一度見る機会があったらどんな風に登場するのかチェックしてみよう。
LEICA M10 RICOH GR L28mm F2.8 1/90秒 ISO200
都電荒川線の終点である三ノ輪橋駅は商店街のすぐ隣。乗り入れと言ってもいいくらい側ですし、商店街に負けず劣らないこのレトロ感が素晴らしいですね。ここに来るなら荒川線にも是非乗車しておきたいところ。
LEICA M10 RICOH GR L28mm F2.8 1/350秒 ISO200
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