■出世の石段のご利益はいかに■
仕事の合間に東京都は港区の愛宕神社へ行ってきました。先日、浅草寺のほおずき市の様子をレポートしましたが(過去記事こちら)、実はほおづき市の元祖はこちらの愛宕神社という説があります。
愛宕神社がある愛宕山は標高25.7メートルと、天然の山としては23区内で一番の高さとのこと。以前訪れた新宿区の箱根山(過去記事こちら)は44.6メートルですが、こちらは人造のため、自然地形では愛宕山が一番高いということになります。
その愛宕神社に上がる急な石段は「出世の石段」と呼ばれていて、斜度が40度、86段もあります。その由来は講談で有名な「寛永三馬術」の中の曲垣平九郎(まがき・へいくろう)の故事にちなんでいるそう。詳しく知りたい方は公式HPをご覧ください。
登ってみると境内はまさかの整備工事中。出世しようと思ってやってきたのに、野望を打ち砕かれたようです。やっぱり私はおおよそ出世には縁がなさそうだなぁ。
境内にはしろねこさんがすやすやとお休みになっておられました。かわいい。神様の化身かも。
都会のど真ん中にこんな場所があるのですね。整備工事が終わった頃また来てみたいと思います。
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