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フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

新松戸駅前の「鳥居じゃない鳥居」について

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目次

市が建てたモニュメント「あかりのボックス」とは

千葉県は新松戸駅の改札を出ると、赤いフレームの列が視界に飛び込んできます。 武蔵野線の高架下に沿って唐突に差し込まれる連続する赤色のフレーム、どう見ても鳥居的なのに、神社の気配はまったくありません。駅前の導線の中に組み込まれ、当たり前のようにただ静かに立ち続けています。

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調べてみると、この構造物は市が2002年に設置したモニュメントで、名前は「あかりのボックス」、その目的は「歩行者の流れを整理するための導線装置」で、通行の妨げになるような露店や放置自転車を物理的に置かせないための対策でもあるとのこと。そう、ただの都市インフラのはずなのですが、造形はほぼ鳥居そのものです。

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頑なに「赤色」が継続される謎

この赤い色は、設置当初から地元住民の反発を受けていたようで、議会でも何度か議論になったようです。その後2022年には、塗り替えてほしいという要望とともに匿名で500万円の寄付が届くという事態となり、翌2023年、市はついに塗り替えを実施しますが、──結果はやっぱり赤。デザイン上の理由なのか、施工上の制約なのか、予算の問題なのか、そもそも赤にこだわる思想があったのか、理由ははっきりしません。

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ここからは完全に私の妄想ですが──この赤いフレームは、実は都市の中に「境界」を作るための構造物として設置された、という仮説が浮上しませんか。鳥居は本来、こちら側とあちら側を区切るための結界の象徴。封じる、隔てる、境界を示すための構造物です。住民の反発があっても赤だけは変えなかったという事実は、ひょっとして赤である必然性があったのではないか、と想像してしまうのです。

都市伝説としての「結界」説

新松戸という土地の歴史や、この場所の構造を「結界」という視点から読み解いていくと、都市伝説として非常に面白い符号がいくつか浮かび上がってきます。

「水」を鎮めるための赤(朱色)

新松戸を含む松戸市の一帯は、かつて江戸川や坂川の氾濫に悩まされてきた湿地帯・水郷地帯です。古来、陰陽道や神道において「水(陰の気)」が集まる場所や災いが起きやすい場所には、魔除けやパワーを鎮める意味で「朱色(陽の気)」が好んで使われたことから、水害や土地の因縁を鎮める意図があったのではないか。

鉄道の交差が生む「歪み」の結界

新松戸駅は、常磐線と武蔵野線が立体交差する場所ですが、都市伝説や風水の世界では、鉄道(大量の鉄と電気が動くもの)が激しく交差する場所は「磁場が狂いやすい」「霊的な通り道が乱れやすい」と言われることがあります。こうした負のエネルギーを文字通り「箱(ボックス)」の中に閉じ込める場所なのでは。

もしこれが本当に結界だった場合、市としては政教分離の原則があるため、特定の宗教儀式やオカルト(結界を張るなど)に税金を使うことは法律上絶対に認められませんので、建前としては「交通整理のため」「違法駐輪対策のため」と言い張るしかない、という構造ができあがります。

もちろんこれは事実ではなく、ただの妄想です。ですが、公式の説明だけでは語りきれない物語が潜んでいる気配のある場所って、ちょっと魅力的と思うのですね。

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