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東洲斎写楽の「市川蝦蔵」画と夏の交差点
東京は日本橋の交差点で、ふと足を止めてシャッターを切りました。 夏の日差しの下、交差点で一人の女性が信号待ち。すぐ横にはUberの車が止まっていますが、呼ばれて来たのか、誰かを探しているのか、それともただの一時停止なのかは分かりません。女性は車をまったく気にする様子もなく、降りたばかりにも見えるしあるいは関係ないのかも、ただ信号待ちをしています。
そして背景の壁に描かれた東洲斎写楽の「市川蝦蔵」が、そんな現代の交差点の様子をじっと見つめています。三者三様に別の方向を向きながら、ただ同じ場所に立ち会っているだけの都会の一瞬。交差点なのに、誰の視線も交差しない。そんな一瞬のように思いました。
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