
かわいい × 本格タッチ × 全部入りの希少なフルサイズ薄型キーボード
安くてかっこいいキーボードを探していて、Keychron B6 Proにたどり着きました。Keychron(キークロン)といえば、2017年に香港で設立された、主に趣味性の高いメカニカルキーボードなどを手掛けるメーカー。デザインに優れ、高価格帯の製品が多いのですが、今回ご紹介するB6 Proはほどほどの価格で、特にレトロ配色バージョンは、80年代のクラシックキーボードを思わせる佇まいでとにかくかわいいの一言。
そして何より、この見た目でフルサイズ配列。テンキー付きの薄型キーボードは数あれど、フルサイズでここまでデザイン性が高いモデルはあまり見たことがありません。かわいいキーボードは欲しいけど、作業効率は落としたくないという人にとっても、おすすめと言えるでしょう。

ちなみにレトロ配列バージョンは私が購入したグレー×赤のほかに、グレー×緑、青の3種類があり、どれもかわいくて迷ってしまいます。全色、JISレイアウト版とUSレイアウト版があり、さらにJISレイアウト版にはカナ印字あり/なしのバリエーションが用意されています。
ちなみにレトロ配色でない普通の黒や白もありますので、カラバリを含む好みのバリエーションが選べるというのも嬉しいポイントです。
薄型なのに本格派のタッチ
一般的に薄型キーボードといえば「軽いだけ」の打鍵感になりがちですが、B6 Proはシザーススイッチ特有のパタパタ感に加えて、指が吸い付くようなしっとりした戻りがあり、薄型の中ではかなり完成度が高いと感じます。印象としてはMacBookあたりに近い感触でしょうか。静かで軽い打鍵感とは異なりちゃんと打っている感があるので、長時間タイピングしても疲れにくく、文章作成や事務作業との相性も良さそうです。

本体の厚さは5.2mm、チルト角3.2度の傾斜がありますので最厚部は14.5mmですが、全体として充分な薄型です。角度調整用のスタンドとかは内蔵されていませんので、どうしても角度を変えたいという場合には、別途傾斜台やスタンドを用意する必要がありますが、私が実際に使った限りでは自然な傾斜でこのままで何ら問題ないと思いました。
Bluetooth/2.4GHz/有線の全部入り+Launcherでカスタム
では機能面はどうでしょうか。接続はBluetooth(3台切替可)・2.4GHz(レシーバー付属)・有線USB-Cの3種すべてに対応。デスクトップPC、ノートPC、タブレットなど複数デバイスを使う人には特に便利でしょう。もちろん、Windows・Mac両対応です。

さらに、Keychron LauncherというWebアプリケーションを使えば、ファームアップのほかキーのリマップやマクロ設定までも可能。薄型キーボードでここまでカスタマイズできるモデルはほとんどないと思います。

こうした本格仕様なのに、Amazonでは1万円を大きく割って購入できるだけでなく、たまにセール対象になっていることもありますので、まめにチェックしておきたいところです。
USレイアウトの設定ズレ問題に戸惑う
これはB6 Proの問題ではないのですが、実体験として書いておきたいと思います。今回生まれて初めてUSレイアウトのキーボードを導入したわけですが、普通にPCに接続しただけだと、キー刻印と入力される文字がズレるという現象が起きました。
最初は不良品かと本気で疑いましたが、しかし原因は単純で、Windows側のキーボード設定がJISのままだっただけです。これまでJISレイアウトを使っていた方がUSレイアウトに切替える場合は、Windowsのキーボードレイアウト設定を「日本語キーボード」から「英語キーボード」に変更する必要がありますので気を付けましょう。
USレイアウトはJISレイアウトと一部キーの場所が違ったり省略されていたりします。直前まで使っていたロジクールのJISレイアウトキーボードと並べてみます。

ざっくり上図の3か所付近が違います。
- 全角/半角キーの機能
- スペースバー左右の変換キーの有無
- 記号キー(@、:、;、”など)のレイアウト場所
とはいえこれは慣れの問題ですので、2~3日も使っていれば体が適用します。なんとなくUSレイアウトのほうが全体的にデザインの完成度が高いような気がしていましたので、これを機会に自宅のPC環境はUSレイアウトにシフトしてみることにしました。今ではすっかり体が慣れて、快適そのものです。
総評:コスパも良好なオールインワンキーボード
Keychron B6 Proは、 かわいい × 本格タッチ × 全部入り × カスタム可能 という、薄型フルサイズでは希少ともいえそうな完成度のキーボードです。レトロ配色の所有欲を満たしつつ、打鍵感は薄型の中でもトップクラス。外観がかわいいとはいっても正直造りは堅牢とまでは言えませんが、機能面は抜かりなく、価格帯から考えると満足度は高いでしょう。「かわいいキーボードが欲しい。でも性能は妥協したくない」、 そんな人にとって、B6 Proは最適解のひとつになるはずです。

では最後に、Good・Badを箇条書きにしておきましょう。購入のご参考になりましたら幸いです。



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