
10年ぶりに文京つつじまつりを見学して思ったこと
文京つつじまつりはこの時期行われる根津神社のつつじ苑が公開されるイベント。約100種3,000株のつつじが咲き誇る都内では屈指のつつじの名所として有名です。思い付きで久しぶりに行ってみることにしましたが、調べてみると前回このつつじまつりを見たのはもう10年前のことでした。


残念ながら今回はもう見頃のピークを過ぎ、全体的に花の密度が落ちて緑が多くなっていたのですが、それでも緑のボリューム感がもこもこと意外にいい感じです。

満開時の圧倒的な色の海とはまた違いますが、ピーク後らしい落ち着いた空気感と少し控えめの色配分がそれはそれで悪くないと思います。ちなみにピーク後ということで入苑料は500円に値下げ(最高額は1,000円)されていました。つつじまつり自体は4月30日(木)までの開催となります。


10年ぶりのつつじまつりでしたが、驚いたのは見学客の国籍構成が結構違っていたことです。10年前はまだ「谷根千ブーム」という言葉が今ほど浸透していなかった頃。あのときの根津神社は年配層、写真好きの人、地元の人が中心で、見学客の多くは日本人でした。

しかし今回、意外と多いのは南アジア系の若者小グループや家族連れ、あと白人の二人連れ、など。幸いなことに中国人団体客はほぼ見当たらず、そこまで行儀の悪い人たちはいませんでしたが、たまに場所の一画を陣取って映え写真を撮り合うみたいなグループがいないわけではないです。団体でやってるわけではないのでそこまで気にならないですが、仮に大人数でこれをやられると、本来神社の境内という静かな空気が台無しになりそうという危機感は正直覚えます。

10年で花は変わらなくても人は変わっていきます。花のほうは人間の動きなんて関係なく、季節になれば美しく咲くだけ。でも根津神社は世界の散歩道に変わり、観光客の増加と構成が次第に空気を変えていくのではないか。この場所が大好きな私としては、少しだけ心配しています。
過去記事ですが根津神社自体の撮影レポートもご参照ください。




コメント