
PhotoshopでX half風組み写真に挑戦
富士フィルムからフィルム時代のハーフサイズカメラをモチーフとしたコンパクトデジタルカメラ、X halfが発売されました。1インチサイズのセンサーを搭載するコンデジなのですが、基本的な撮影フォーマットが縦位置となっていて、あたかもかつてのハーフカメラのようなフィーリングで写真を撮れるというのがコンセプト。
特徴的なのが往年のフジのフィルムシミュレーションを搭載するだけでなく、フィルム由来のライトリーク(光線漏れ)やグレインエフェクト(粒状感)といったエフェクトを付加できること。フィルム時代なら失敗写真だったものが写真表現のひとつとして再現できるのです。
・・・そこで考えました。ハーフカメラライクな2in1の組写真とか、フィルム特有の失敗写真エフェクトってX half買わなくてもフォトショでつくれるんじゃね? で、つくってみました、なんちゃってX halfショット。冒頭の写真は最近撮った花の写真を並べたもので、写真自体を軽くマット調にして片方の写真にはライトリークを施してみました。

こちらはちょっと前に東北の海岸を撮影した写真を2枚並べました。左手の写真にはフレアとゴーストを追加、右手の写真にはライトリークを追加。

X halfと同じ富士フィルムのコンデジ、X100Fで撮ったレトロ店舗の写真を並べました。フジ同志なのでX halfで撮ったらこんな感じになるのかもしれません。

最後に正真正銘銀塩フィルムで何年か前に撮影したランチの写真を。パスタとサラダのセットだったのだと思います。
X half、実は今日家電量販店で触ってきたのですが、質感はわりとチープ、物理ボタンが少なくモニターも小さいので決して使いやすくはない。ハーフカメラをモチーフとすることで多分最初のうちは楽しいと思うのですが、この楽しさがどれだけ持続するのかちょっと未知数で、これに10万円という価格が見合っているかと言われるとうーん・・・というのが第一印象です。
興味はあるんですけどね、フォトショがあればこのように2 in1写真も作れますし、少し様子を見ようかな。
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