
近年のトレンド「光るPC」に挑戦
先日12年ぶりに自作PCを全面刷新しました。組み立ても終わって一旦は満足していたのですが、たまたま選んだCPUクーラーとマザーボードがLEDで光る仕様になっていて、ケースも側面パネルがガラス張りのものであったので部分的ですが光るPCが完成していたのです。

しばらくこれを見ているうちにもっと本格的に光らせてみたいと思うようになりました。最近の自作PCでは内部を光らせるのがすっかりトレンドとなっていますので、いろいろとパーツを揃えてみたいと思います。
メモリーを光らせる

最近は光るヒートシンクを装備したメモリーユニットが発売されています。すでに普通のメモリーを買ってしまった場合は買い替えなくてはいけないのかというと実はそうでもなく、ヒートシンクのない通常のメモリーに後から取り付けられるタイプのものが存在します。こちらの製品は通常のDDR~DDR5であればハイ/ローおよび片面チップ/両面チップ問わず多くのメモリーに対応しています。

このように付属のシリコンサーマルパッド(白いほう)とEVAパッド(黒いほう)でメモリーを覆うようなかたちで外側のアルミシンクで挟み込みます。シリコンサーマルパッドはメモリーのチップ側に、EVAパッドはチップがない側に設置するのがポイント。両側にチップがあるタイプのメモリーでは両側にシリコンサーマルパッドを張ります。
ちなみにメモリー本体にメーカーの型番シールが貼られている場合は本当はこれを剝がしたほうがいいと思いますが、これを剥がしてしまうとメーカー保証が受けられなくなる可能性がありますのでどうするかは自己判断してください。

メモリーをセットできました。

メモリーをマザーボードに取り付けました。メモリー周りはすっきりしましたが写真下のマザーボード電源供給用ケーブルが乱雑で美しくないので、次にこれを替えてみようと思います。
ケーブルを白色に変更

用意したのはPC用スリーブ延長ケーブル。ケーブルがすべて白色で統一されているので白いPCを作るにはぴったりです。製品は8ピンGPU延長ケーブルが2本、8ピンCPU延長ケーブルが1本、24ピン電源延長ケーブルが1本の計4本で、それぞれ30cm。今回はGPU用ケーブルは使わないので、他の2本をこちらに変更します。

写真の左上のCPUケーブル、右手のマザーボード電源ケーブルを交換しました。
光るケースファンに交換

PCケースに付属していたケースファンを光る仕様のものに交換します。光るケースファンは流行っていることもあり各社百花繚乱状態ですが、今回はPCケースと同じフラクタル社製のAspect 12 RGBをチョイス。アドレサブルRGB仕様で、対応する他のLEDと光り方を同期させることができます。

すべてのパーツを取り付けました。なるべく余計なケーブル類が見えないように配線も工夫しましたが、本体下部を中心に結構黒や赤の配線が残ってしまいました。いずれもう少し何とかしようと思いますが今回はこちらで手を打ちましょう。
ビフォア・アフターがこちら

それでは電源を入れて施工前と後を比べてみましょう。こちらがBefore、CPUクーラーとマザーボードの一部のみ光っている状態です。よく見るとケーブル類も結構雑に這い回っています

施工後。両サイドのPCケースファンとメモリーユニットが光りました。CPUファン以外はアドレサブルRGB制御により光り方が同期しています。CPUファンも同期させられますが、一旦はここだけ独立制御させています。

別の角度から、Before。

After。比べると以前は部分的に光っているだけだったのが寂しげに見えます。

After。CPUクーラー本体やグラフィックボードなどが黒いことや、ケーブル類がまだ少し残っている点にもう少し改善の余地がありそうですが、きれいに光りましたので一旦は満足。PCを光らせても特に性能に関係しませんが、光らせてみると結構これ楽しいです笑。今後も中長期的に見直しはしていこうと思います。
コメント