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都心に広がる知る人ぞ知る自然公園
近くまで用事で行ったついでに立ち寄ったのは、品川区と目黒区をまたぐように位置する林試の森(りんしのもり)公園。もともとは林業・森林の研究機関であった林業試験場の跡地を利用して、平成元年(1989年)に開園した都立公園です。

都心にある公園ですが東西に700m、南北に250mというちょっとした広さがあるうえ、林業試験場の時代からある巨木がそこかしこに散らばっていて、どちらかといえばキレイに整備された公園というよりも自然の森林にちょっと人の手が入ったような雰囲気となっています。

時期的にはそうですね、少しばかり遅かったようで多くの樹木で落葉が始まっていました。まあ枯れた風景もいいものです。

ゆっくり歩くと敷地を一周するのに30分から40分程度かかりますので、ウォーキング目的ならちょうどいい広さでしょうか。

この時期らしいリアルな自然が楽しめますので、草木とか自然が好きな方にはいいと思うのですが、ただこれといって見どころがあるわけでもないので、近所の方ならともかくわざわざ遠方から訪れるほどかと言われると正直微妙です。

あとで調べてみたらこの林試の森公園、いろいろと事件に巻き込まれているようで、土地の権利関係で訴訟沙汰になったり、殺人事件の舞台となったことも過去あったみたい。言われてみると街灯もない鬱蒼としたロケーションなので、夜は来ない方がいいかもしれません。

なんて言うか、「りんし」で検索するとどうしても違う漢字が出てきてしまうじゃないですか。このネーミングはどうなんですか、ちょっとセンスがないんじゃないでしょうか。今からでもいいので改名したらイメージ変わると思いますが、いかがでしょうか。

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