新京成電鉄が企画する大人のスタンプラリー
千葉県松戸市の松戸駅と習志野市の京成津田沼駅を結ぶ新京成電鉄が、2024年9月6日(金)から11月24日(日)まで「新京成寺社巡りスタンプラリー」を開催しています。新京成沿線の8寺社が対象となっていて、それぞれの御朱印や寺社スタンプ、または駅スタンプを集めるというもので、進捗によって新京成電鉄の記念品がゲットできます。詳しい内容はこちらをご覧ください。
よくポケモンとかがスタンプラリーの題材となることはありますが、沿線の寺社が対象というのがちょっと新しい気がします。対象の8寺社の中には訪問済みで以前に写真を撮ったことがあったり、または比較的近所の神社もあるようなので、いくつかピックアップしてみましょう。
松戸神社(松戸駅)
松戸神社は寛永3年(1626年)の創建で松戸市の総鎮守とされています。祭神である日本武尊(やまとたけるのみこと)が武蔵国へ向かう際に、この地に陣営を設けて従将たちと待ち合わせたため、「待つ郷(まつさと)」→「待土(まつど)」→「松戸」の地名が生まれたとか。
規模は小さいですが橋があったり、春は桜、秋は銀杏などロケーションに恵まれていて季節ごとにそれなりに見どころもあるかと思います。
写真が数年前のもので恐縮ですが、フジのフィルムカメラで撮影していた過去ショットとなります。ここはその後も何度か訪問しているのですが、なぜか一度もデジタルカメラで撮ったことがありません。なにかの呪い(まじない)でしょうか。
アクセス
金ヶ作熊野神社(常盤平駅)
近くを何度も通っていながら一度も行ったことがなかったのでこのたび初訪問させていただきました。ここは和歌山県にある熊野三山のひとつ「熊野本宮大社」の分社で、全国に存在する熊野神社のひとつとなります。
創建は1783年。お祀りしているのは伊弉冉命(いざなみのみこと)と日本武命(やまとたけるのみこと)。
コンパクトな境内ですが社殿は比較的新しく、平成7年に改築されたもの。
常盤平駅から比較的近くなのでアクセスは良好。隣に無駄に広すぎる駐車場が完備されていますので、車でも安心です。
アクセス
髙靇神社(元山駅)
ここはかなり近所なので何度も撮影しましたが、見返してみるとろくなショットが見つからないのであらためて撮影しました。
最初は雨乞いのため出雲大社の龍蛇神を祀っていましたが、その後に高靇命と日本武尊も祀るようになり、1879年(明治12年)に「髙靇神社」として成立したとのこと。社殿は数年前に改築され、まだ新築物件っぽい外観です。
新京成線の元山駅からも東武アーバンラインの六実駅からも遠く電車でのアクセスは不便です。規模は小さいですが駐車場が数台分併設されていますので、可能なら車での訪問をお勧めしたいところですが、スタンプラリーを貯めたければ駅に行かなきゃいけないんですよねえ。悩ましいところです。
アクセス
さて新京成電鉄といえば来年には親会社の京成電鉄に吸収合併され「松戸線」に名称変更される予定なので、新京成線としてのノベルティはひょっとしたら希少となるかもしれません。私は鉄オタではないのでノベルティーに興味はないのですが、舞台となっている寺社には心惹かれるものがあります。残りの寺社も行ってみようかな。
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