7月9日・10日は四万六千日のご利益、浅草ほおずき市
毎年7月の9日と10日は恒例のほおずき市が開催されることを思い出し、会社帰りに浅草は浅草寺へと足を運びました。前回行ったのが2019年のことでしたので実に5年ぶりのほおずき市です。
浅草寺ではこの日はいわゆる功徳日(その日に参拝すると、通常時より多くの功徳が得られるという特別な日)と定めていて、なんと1日のお参りで46,000日分のご利益があるといわれるスペシャルデイなのです。
46,000日は計算すると約126年ですので、まあつまり一生分のご利益を頂戴できるということですよね。今年は異常気象とも言えそうな暑さでしたが、ご覧のとおりのたいへんな賑わいを見せていました。
ほおずきの身を丸呑みすると病気が治るとか、そんなような民間信仰があってほおずきが売られるようになったと言われていますが、単純に赤いものが縁起がいいという理由もあったようです。ここのほおずきは食用ではなく観賞用ですので、買っても食べないように。
すべての屋台を確認したわけではありませんが、お値段はだいたい鉢植えが3千円、枝が2千円、身だけを詰め合わせしたものが800円程度で並んでいました。屋台の数は結構ありましたが、境内にあるのは20~30店舗くらいだったと思います。
ふと気になったのはここのほおずきの屋台の業者ってどこなんでしょう。屋台なんだからいわゆる的屋さんでしょうか。でも取り扱う商品が植物なんだから花問屋が卸している?この場合商品に瑕疵があったらどうなる?深堀するといろいろ気になっちゃいますが、せっかくの風物詩なのであまり深いことは考えないでおきましょう。
帰りの電車の中で、撮影に夢中でお参りするのを忘れていたことに気付きました。そういえば、5年前も同じように撮影だけして帰っちゃったような・・・。私、せっかくの46,000日分のご利益のチャンスを2度も袖にしてしまいました。仕方がない、また来年行ってみましょうか。
ちなみに5年前のレポートはこちら。このとき撮影に使ったのは初代のGR(APS-Cモデル)だったようです。手振れ補正もないのに結構良く撮れてましたね。GRってやっぱ今も昔もいいカメラだなあ。
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