MENU
フロンティアライト
カメラと写真好きのフツーの会社員。好きすぎてこれで生きていけないか妄想中。ときどき新旧デジタルグッズのレビューなども織り交ぜてお届けします。

(フォト)ズマリットで撮影するジョエル・ロブション

当ページのリンクには広告が含まれています。

ジョエルロブション_05
LEICA M10 SUMMARIT L50mmF1.5 1/1000秒 ISO200

ジョエル・ロブションにはオールドレンズが似合うかも

入手したオールドライカ、ズマリットで撮影するとしたら何がいいだろうと考えて、神社仏閣とか商店街とか昭和レトロみたいな場所ではない、お洒落で都会的な被写体だっていけるはずと考えあぐねた結果、訪れたのは東京は恵比寿ガーデンプレイス内に佇むジョエル・ロブション。早朝に撮った最初の1枚で、ズマリット特有のゴーストが発生しロブションが光に包まれているような奇跡的なショットになりました。

ジョエルロブション_06
LEICA M10 SUMMARIT L50mmF1.5 1/90秒 ISO250

ここは以前から何度か撮影していて(過去記事こちら)、詳しい説明は省きますが要するに超お高いレストランですね。私もいまだに一度も食したことはありません。しかしこのお城みたいな建物がガーデンのこの場所に建っているその佇まいが、レストランの格やランクみたいなものとは無関係にただ美しいと思うのです。

ジョエルロブション_07
LEICA M10 SUMMARIT L50mmF1.5 1/1500秒 ISO200

せっかくの大口径レンズなのでF値開放でいろいろと試してみたくなります。

ジョエルロブション_08
LEICA M10 SUMMARIT L50mmF1.5 1/1500秒 ISO200

殆ど外国のような雰囲気のショットとなりました。こちらもF1.5なので背景がぼけてかつふんわりとした写り。あとふたつくらい絞ればかりっと写るのはわかってます。わかってますが、ズマリットなんで、これでもいいんじゃないでしょうか。

ジョエルロブション_04
LEICA M10 SUMMARIT L50mmF1.5 1/60秒 ISO640

こちらは夕刻になってから、物陰からロブションを覗くような構図で。前ボケが美しいかといわれれば正直少し硬いよな・・とは思いますが、でも全然良く写っていると思います。

ズマリットの絞りを変えて撮り比べ

ジョエルロブション_01
LEICA M10 SUMMARIT L50mmF1.5 1/60秒 ISO250

では絞りを可変させることでどれだけ写り方が変わるのか、検証してみましょうか。こちらはF値開放のF1.5。全体的にまるでソフトフォーカスフィルターでも被せたようなふんわり感と、イルミネーションの光源は画面端にいくほどイチョウ型となり、良く言えば幻想的、悪く言えばぼんやりしたショットとなります。

ジョエルロブション_02
LEICA M10 SUMMARIT L50mmF1.5 1/60秒 ISO400

一段絞ってF2。たった一段の可変ですがだいぶソフトフォーカスが晴れてきて、でも光源はまだまだイチョウ型。現実と幻想の中間のような写り。

ジョエルロブション_03
LEICA M10 SUMMARIT L50mmF1.5 1/90秒 ISO800

F5.6になると、画面両端の光源はまだ少し歪さは残るものの、ほぼ普通にくっきりとした写りとなります。このレンズでこれ以上絞るのは野暮な気もするのでこのへんまでにしておきますが、これだけでも理解できますね。さすがにF1.5は特殊な効果を狙う時のみとして、オールドレンズの味と描写のバランスを考えれば通常はF2~F5.6あたりでいい気がしますけど、どうでしょう。


アクセス

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次